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グラッパ ディ ネッビオーロ ダ バローロ(500ml)<限定品>
ダミラノ
グラッパ ディ ネッビオーロ ダ バローロ(500ml)<限定品>
- 商品コード:581800
- 500ml
価格(税込): 11,000
円
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カンティーネ ダミラノ
バローロの老舗ボルゴーニョ家
現当主の曾祖父であるジャコモ・ボルゴーニョが、本家ボルゴーニョと別れたのは1890年の事。18世紀から続く銘家ボルゴーニョは、同業者が羨むほどの特級畑、それも良い区画を沢山所有していた。チェレクイオ(ラ・モッラ村)、ブルナーテ(ラ・モッラ村)、カンヌービ(バローロ村)、リステ(バローロ村)ブッシア(モンフォルテ・ダルバ村)などの畑を2分割したのだから、当時はセンセーショナルな出来事であった。1935年より、ジュゼッペの娘と結婚したジャコモ・ダミラノが当主となり、社名もダミラノへと変更した。現在では、パオロ、マリオ、グイドの3兄弟に引き継がれ、著名醸造家であるジュゼッペ・カヴィオラ氏を醸造コンサルタントに迎えた。
最古の畑『カンヌービ』の大地主
カンヌービという畑の名前は、バローロが存在する以前から特別な畑であった。現存するネッビオーロ最古のボトルが、ブラ村のマンゾーネ家が所有するカンヌービ1752年。バローロが登場する100年以上も前になる。クリュを正式に名乗るようになったのは2010年の事。ブルゴーニュに倣ったものの、突然階級を定める事を政治的に嫌い、全てのクリュが並列に扱われる事となった。実力的に言えば、カンヌービがグラン・クリュである事は、疑う余地もない。ダミラノ社では、このカンヌービの区画に約10haの畑を所有する大地主である。(カンヌービを名乗れる区画は合計で46.8ha)
5つの異なる個性『バローロ・クラッシコ』
クリュ・バローロはブルゴーニュに倣って、近年人気を集めている単一畑のシリーズ。畑の個性が表現されたコントラストのあるワインに仕上がる。故に若いうちは力強さを感じる事もあり、長期熟成向き。一方、バローロ・クラッシコは複数の個性を持った畑を合わせる事で、お互いの凹凸を補い合い、まとまりのあるワインに仕上がる。長期熟成も可能だが、若いうちから楽しむ事ができる。これこそ、伝統的バローロの姿。ダミラノ社では、異なる5つの畑をから造る、レチンクエヴィーニェ(5つの畑の意味)という、バローロ・クラッシコをリリースしている。クリュも良いが、伝統的なバローロ・クラッシコも忘れてはいけない存在である。
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《ダミラノ3兄弟左からパオロ、マリオ、グイド》
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《カンヌービの最良区画》 |
《バローロ・クラッシコの5つの畑》 |
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《ダミラノが経営するミシュラン1つ星レストラン》 |
《カンヌービ畑の所有者一覧(ダミラノは主にリゼルヴァに使用)》 |
※このヴィンテージチャートは、ワイン専門誌、現地評価などを参考に、光が丘興産株式会社が独自に編集をしたものです。

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