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トラジメーノ ロッソ ベルリンジェロ 2021
プッチアレッラ
トラジメーノ ロッソ ベルリンジェロ 2021
- 商品コード:430221
価格(税込): 2,640
円
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ウンブリア
プッチアレッラ
豊かな荘園
プッチアレッラ社は、トスカーナ州とウンブリア州との境い目にある、トラジメーノ湖の東側に位置する。ウンブリア州の豊かな大地に300haもの荘園を有し、85haの葡萄畑、30haのオリーブ畑、あとは自然のままの森となっている。この森では、ミツバチの巣箱を置き、ハチミツも採取している。特にオーガニックの認証を取得している訳ではないが、特に意識的に農薬や除草剤を使う事のない農法を行っている。これだけの広大な土地であれば、周りのワイナリーの影響を気にする事も無く、持続可能な農業を、何とも豊かに贅沢に行う事ができる。
もともとはトラジメーノ湖の干拓地であったが、アペニン山脈が海底隆起した際の土壌で、海底由来の粘土と石灰質
の土壌が中心となっている。湖からの湿った風と、太陽を遮る事の無い山岳地帯で、非常に気候に恵まれた温暖な土地である。また、大陸性気候特有の昼夜の寒暖差も大きく、葡萄を育てるのには非常に適した土地である。
また、敷地内には18世紀に修復をしたお城があり、アグリトゥリズモを運営している。
天才醸造家リカルド・コタレッラ
プッチアレッラ社の品質向上に対する情熱は止まらない。1990年代初頭には、この土地に根付いた土着品種の植え替えを計画し、量産型の古樹を抜き、品質の良い苗に変更をした。その際に、密樹率も5,000本/haと高密樹にする事で、葡萄の熟度を高めるようにした。
また、2001年には最新技術を取り入れる為に、醸造所の改築も行った。
そして、10年程前からは、醸造責任者にリカルド・コタレッラを招き入れ更なる品質向上に努力をしている。このリカルド・コタレッラは、同州のオルヴィエート出身で、1990年代から始まったイタリアワインのルネッサンスの立役者である。2001年には世界最優秀醸造家の名誉を獲得し、2013年にはイタリア醸造家協会会長、2015年には国際エノログ連盟会長に就任する実力の持ち主である。