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インペロ ブラン ド ピノ ノワール '2022
ファットリア マンチーニ
インペロ ブラン ド ピノ ノワール '2022
- 商品コード:700222
- 750ml
価格(税込): 8,800
円
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200年以上前からピノ・ノワールの産地
ファットリア・マンチーニ社は200年以上続いている、家族経営のワイナリー。現当主のルイジは5代目となる。1810年に、ナポレオン政府から取り寄せたピノ・ノワールを植えた事が記録に残されている。当時から、この土地がピノ・ノワールに適している事を知っていたのだとルイジは云う。通常、マルケ州は粘土質土壌が主体だが、ここは石灰質や砂が多く痩せた土地。また、海からの影響を受ける冷涼な気候の為、ピノ・ノワールに適しているとの事だ。 また、ミラノ大学の研究により、200年の歳月の中で変化し、適応を繰り返してきたここのピノ・ノワールは、ブルゴーニュのクローンとも異なる独自の物だと言う。正にこの土地の土着品種である。
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海に削られていく畑
マンチーニ社のフラッグシップでもある「インペロ・ブラン・ド・ノワール」は黒葡萄のピノ・ノワール(ピノ・ネロ)100%で造られる珍しい白ワイン。本来は偉大な赤ワインになるピノ・ネロは果皮が薄く繊細である。収穫した葡萄は、かごの中で自らの重さで押しつぶされてしまうと、皮の色が付いたジュースとなってしまう。これを防ぐ為に、マンチーニ社は葡萄を冷却する冷蔵庫とプレス機を畑内に運び込み、収穫後に畑内で冷却とプレスを行ってしまう。努力の結晶であるこの白ワインは、1998年から生産され、瞬く間に有名になった。
《アドリア海に削られる海岸線》
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黒葡萄から造られる白ワイン
エミリア・ロマーニャ州とマルケ州の境い目に位置するペサーロは、フィレンツェよりも緯度が高い北緯43.9度の海岸沿い。左の写真はロンカリアの畑。石灰の砂岩土壌はもろく、海からの浸食で、丘が削りとられているのが確認できる。このままだと、どんどん海岸線が内陸に寄って行ってしまうらしい。イタリア政府は、この地域をサン・バルトロ山州立公園に定め、ここの自然を保護すると共に、海岸線の保護に努めている。通常、自然公園内では、農作業するには許可が必要となるが、マンチーニ社は反対に、この公園内で農作業をする事を義務付けられている。畑がある事によって、崖が崩れるのを抑制しているからである。
《収穫直前のピノ・ノワールの畑 》
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唯一無二の造り手
DOC コッリ・ペサレージは特定の地域名を表記する事が可能なワイン。その中で、「RONCAGLIA(ロンカリア)」という地域名を冠したワインは、マンチーニ社が唯一の造り手である。「FOCARA(フォカーラ)」はマンチーニ社の他に、ロベルト・ルカレッリ社の2社が造る。
中部イタリアに位置しながらも、非常に冷涼な土地。断崖絶壁の丘で、海風の影響を強く受けるこの地域は、冬には雪が積もる事もある特殊な土地。彼らのエチケットには、この独特な条件の畑を記している。是非、他には無い個性を感じて頂きたい。
《雪景色の葡萄畑》
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《ワイナリーに併設されているレストラン》
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