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ラルーチ・グリッロ 2022
クリストディカンポベッロ
ラルーチ・グリッロ 2022
- 商品コード:350822
- 750ml
価格(税込): 4,180
円
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ボディ
ライトボディ ミディアムボディ フルボディ
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味わい
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クリスト ディ カンポベッロ
アフリカ大陸からの影響を受ける土地
クリスト・ディ・カンポベッロ社は、シチリア南西部のアグリジェントの東側、カンポベッロ・ディ・リカータに位置する新鋭ワイナリー。元々はアグリジェントの銘家であったボネッタ家がこの地に移り住んできたのが2000年の事。2009年がファースト・ヴィンテージという若手生産者ながら、世界各国のワインガイドから絶賛される程の急成長を遂げている。この地域は、アフリカ大陸に最も近い場所であり、大陸からの影響を強く受ける。6、7月にはアフリカ大陸からシロッコと呼ばれる季節風が吹く。40℃を超える熱風が、秒速30mで吹き荒れる。まるで台風の様な風だ。
ビオロジック農法
彼らの畑に立つと、風がずっと吹いている事に気が付く。雨も多く、湿度の高い地域だが、この風が絶え間なく吹いている事で、葡萄畑は病気に侵される事無く、健康に保たれる。この恵まれた気候、土壌を活かす為に、除草剤、農薬などの化学肥料に頼る事のないビオロジック農法を選択している。また、収穫が終わった畑では、畝にそら豆を植えて育て、春に土に返す緑肥を隔年で施し、土壌に窒素供給も行うなどの工夫をしている。
結晶性石灰岩が混ざった畑
クリスト・ディ・カンポベッロ社の畑がある場所は、白いキラキラとした石が多く目立つ。日差しを反射するまぶしさがあり、手で触ると、真っ白にパウダーが付く事もある。この石は貝殻やウニなどの化石が堆積してできた炭酸カルシウムが火山活動のマグマに温められて、再結晶した結晶性石灰岩と呼ばれるもの。大理石の仲間であり、海由来のミネラルを豊富に含む。その為、彼らのワインは、熟度、糖度が高いだけではなく、余韻に塩味、苦味を感じられる事が多い。ミネラルが豊富な事は、葡萄畑にとっては良いが、醸造所にとっては厄介。彼らが掃除などに使用する地下水は、石灰が白く固まってホースを詰まらせる。その為、特殊な装置で濾過をしてからでないと、水が使えないらしい。
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《ボネッタ家の3人》
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《そら豆を用いた緑肥》 |
《畑に点在する結晶性石灰岩》 |
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《伝統的なボタニカル模様》
花嫁のブーケ
C.D.Cシリーズのエチケットになっているボタニカル模様の生地は、この地域の伝統的な模様。 花嫁が結婚式の際に頭にかぶる由緒あるものであり、熱心なキリスト教徒によって、大切に引き継がれている。
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《畑の中のキリスト像》
エチケットの十字架は畑のキリスト像 クリスト・ディ・カンポベッロの畑には、200年以上も前から建つキリスト像があり、毎日多くの人が花を手向けに訪れている。また毎年5月になると、巡礼が行われている。 彼らはこの由緒あるキリスト像を、エチケットのモチーフとして用いている。
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《ワイナリーの入り口での巡礼の様子》
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